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ゆかんこ日記。

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スポットライト観て来ました。

『スポットライト 世紀のスクープ』


昨日、観て来ました。

多少のネタバレはするかと思いますので、
新鮮な気持ちでこれから映画を観たいという人は読まないでください。


20160417224145349.jpeg



これは、カトリック教会の神父たちが少年たちを性的に虐待し、その事実を教会組織全体で隠蔽しているという不祥事を、
ボストンの新聞記者たちがスクープするという実話に基づいた映画です。



内容が内容だけに、映画でもバイオレンスなシーンが流れるのかなー・・・と
結構覚悟していたんですが、

そういうシーンは全くありません。

バイオレンスやアクションなど派手なシーンは一切なく、

記者たちが必死の取材の末、事件の核心に迫っていく様子を、

淡々と映像にしただけの映画です。



ですが、それでも内容は十分にショッキングなものでした。

カトリック教会の神父は、ただ好みの子を狙っていたずらしているわけではなく、
標的にされるのは、貧しくて家庭に問題を抱えた家の子なのです。

そういう子供たちにとって神父様は神様のような存在であり、
神様から可愛がられていることを最初はとても嬉しく思います。

貧しくて恵まれていない自分が、「神に選ばれた特別な存在」だと思えるのだそうです。

そこにつけこんで神父の行動はエスカレートしていきますが、
子供たちはたとえ嫌なことをされても抵抗できず、羞恥心や罪悪感から誰にも打ち明けることができず、
大人になってもずっとその傷を抱え続けます。


中には幸せな結婚して家庭を持つ人もいますが、
痛烈な経験からのトラウマを乗り越えられずに酒や薬物に溺れる人、
自ら命を絶ってしまう人もいます。

そしてどんな人生を送っていても、被害者の多くは自分の経験を記者に話す時、泣き崩れます。


記者たちも被害者からの告白を聞いてショックを受けます。

直接的な被害を受けたわけではありませんが、家族が熱心なカトリック信者であったり、

小さい頃は毎週のように教会に通っていたり、

人生の中で必ず教会に関わってきたからです。


私が思ったのは、この映画を観ていて日本の人はあまりピンとこないんじゃないかってこと。
直接的に置き換えると、「お寺の住職や神社の神主さんが、子供たちを虐待していた」になるかと思うんですが・・・

もちろん大事件ではあるんですが、なんかちょっと違うなと・・・

多分、「日本の小学校教師の何十人、何百人が、子供たちに猥褻行為をはたらき、文部科学省がその事実を隠蔽していた」くらい、多くの人にとって衝撃的で許せない裏切りだと思うんです。


今自分で書いているだけでもものすごく気分が悪いのでやめます。


でも、これから映画を観る予定の人は、
そのくらいの闇に記者たちが切り込もうとしているのだと思って観てみてください。


ただ、画が地味な映画ではあるので、
疲れている時やレイトショーで観る時は気をつけてくださいね(^_^;)



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